科学が証明!ストレス解消法

赤と青の法則 印象アップしたければ“信号無視”をしないこと

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 ちなみに、青色には食欲減退の効果があるといわれています。青色は、緊張状態である交感神経の状態を調整する働きがあるためイライラやストレスを抑えるのです。実際、青色の食べ物を見ると手が止まってしまうといった経験がある人は多いのではないでしょうか? 応用として、テーブルクロスやお皿を青色にすると暴飲暴食の抑制につながるかもしれません。また、知的に見えるなどクールな印象を与える色としても知られています。

 赤色と青色を使い分けるだけで、人に与える印象を変えたり、自らのモチベーションをコントロールしたりする一助になる。好印象を与えるために、赤と青の法則を守る。“信号無視”をしないことがポイントですよ。

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堀田秀吾

堀田秀吾

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

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