その結果、就寝時間が午後8時から10時の人と比較して、午前0時以降の人では肥満の割合が1・2倍、腹部肥満の割合も1・2倍、統計学的にも有意に高いことが示されました。特に午前2時から6時の間に就寝していた人では、肥満の割合が1・35倍、腹部肥満の割合が1・38倍と、最も高くなりました。一方で、起床時間と肥満に明確な関連性は認められませんでした。
肥満は将来的な健康リスクと関連していることが複数の研究で示されています。肥満を予防するためには食事の内容や頻度、その摂取量に配慮することに加え、日付が変わる前に就寝し、夜間の睡眠時間を長く確保することが効果的かもしれません。
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