ですから、湿疹が出始めた初期の段階で正しい治療に入ることが、とても大切なのです。
早期に治療を始めると寛解に近い状態まで持っていくことも可能です。水ぶくれができたら放置せずに皮膚科にかかること。治療を受けてもなかなか良くならない場合は、皮膚を取って調べることができる病院へ紹介してもらってください。
これらが、水疱性類天疱瘡治療の重要なポイントです。コロナで病院に行きにくいとは思いますが、水疱性類天疱瘡は厄介な病気ですので、早めに皮膚科を受診しましょう。
日本大学医学部付属板橋病院皮膚科病棟医長・葉山惟大医師(皮膚科専門医)
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