今年の「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」という一流の医学誌に、脳に刺激を与える仕事と認知症との関連を検証した論文が掲載されました。
それによると、ポジティブで創造的な仕事をしている人は、命じられるままに仕事をしている人と比較すると、認知症になるリスクが2割以上低くなっていたのです。
一番の脳トレは、実は仕事なのかもしれません。
医者も知らない医学の新常識
信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。