時間栄養学と旬の食材

シメジの苦味成分にはがん抑制や心筋梗塞予防の効果が期待されている

シメジの苦味成分はがんを抑制する(C)日刊ゲンダイ

 さらに、体の中でエネルギーをつくるときに役立つビタミンB1、ビタミンB2、骨を丈夫にしてくれるビタミンD、二日酔いに役立つオルニチンなども含まれています。特にオルニチンはキノコの中でも含有量が多いので、お酒を飲みすぎてしまった後にはおすすめです!

 また、シメジには独特の苦味の原因となるテルペンも含まれます。最近の研究では、テルペンのがん抑制作用、脳卒中や心筋梗塞の予防効果などが注目されているのですが、苦味をできるだけ感じることなく食べたいものです。苦味を抑えて食べるためには水で洗わないことと、加熱しすぎないことが大事。若くて小さいシメジのほうが苦味を強く感じるので小さいものを避けたり、どうしても汚れが気になる方は固く絞った布巾で拭く程度にしましょう。

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古谷彰子

古谷彰子

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学非常勤講師、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

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