オミクロン株に漢方「荊芥連翹湯」でプラスアルファの感染対策 医師が提唱

感染が急激に拡大(C)日刊ゲンダイ

「風邪を疑ったらすぐに1包を服用し、それを1日3回。その後、検査で確定診断をつけてください。もしコロナと確定したら、荊芥連翹湯を1日3回7日間。米メルク開発の経口抗ウイルス薬モルヌピラビル(商品名ラゲブリオ)を処方された場合は、重症化予防効果が30%といわれているため、やはり荊芥連翹湯を1日3回7日間、併用することをお勧めします」

 1月14日には米ファイザーが経口の抗ウイルス薬パクスロビド(商品名リトナビル)を承認申請。まもなく承認が下りる見通しだ。

「パクスロビドは重症化予防効果が90%ですので、これが処方された際には、荊芥連翹湯の併用は必要ないでしょう」

 荊芥連翹湯は、病院で医療用漢方薬として処方してもらえ、また、インターネットやドラッグストアで一般用漢方薬として入手できる。ただし、一般用漢方薬は、1日の服用量が医療用の約半分に設定されている。

3 / 4 ページ

関連記事