コロナ禍でも注目 最新医療テクノロジー

うんち管理アプリ「ウンログ」で排便改善 流すだけではもったいない

うんち管理アプリ「ウンログ」/(提供写真)

 大便の状態を表す世界的な基準として、「ブリストル便形状スケール」がある。うんちの硬さによって7段階に分かれていて、ウンログの形のデータ入力はこれを利用している。理想的なうんちは7段階のうちの3~5で、「やや硬い便」「普通便」「やや軟らかい便」になる。この範囲内であれば、腸内環境が整っているので、体も健康状態が保たれているといえる。

 このウンログでの観便を習慣に、約90%の人が良好な大便が出るようになったという調査結果が出されている。レコーディングダイエットと同じように、セルフモニタリング効果によって腸活に関する意識が高まるからだという。

 さらに、自分が腸活のために食べた食材やサプリを記録・管理でき、その相関がチェックすることができる「腸活記録」などの機能も搭載されている。

 また、同社では自宅でできる腸内フローラ検査「キンログ」も有料(税別1万9800円)で受け付けている。注文してキットが届いたら大便を採取して返送。3~4週間で検査結果とリポートがメールで届く。

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