なかなか治らない「うつ病」は「そううつ病」の可能性あり 速やかに適切な治療が必要

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 双極性障害には1型と2型がある。

 2型は、1型よりもそう状態は軽度。しかし「軽いからよい」とは言えない。軽そうであるがゆえに「元気になった」「うつが良くなった」と判断されがちだが、調子が良いのは一時的で、2型は適切な治療をしないと人生の約半分を“うつ状態”で過ごしかねないともいわれている。少しでも疑う余地があれば、双極性障害に詳しい専門家を速やかに受診した方がいい。

 2022年版ガイドラインの発刊で、適切な診断・治療の普及が進むことが期待される。

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