新型コロナワクチン接種後死亡一時金 厚労省が新たに72歳男性を認定で計4件に

ワクチン接種がスタートして1年8カ月が経過(C)共同通信社

 ほかに医療費・医療手当の請求が認められたのは10件。その性別とワクチン接種時年齢は、20代3人(女性3人)、30代1人(男性)、40代1人(男性)、50代2人(男性1人、女性1人)、70代3人(男性3人)。疾病名・障害名は、「免疫性血小板減少症の疑い、脳静脈洞血栓症」「急性アレルギー反応、急性筋障害」「房室ブロックの悪化」「発熱、四肢発疹、両膝関節痛、全身倦怠感」「腹痛、嘔吐、下痢、便潜血陽性」「顔面帯状疱疹」「左側有痛性強直性けいれん、上半身不随意運動」「発熱、腰背部痛、胸痛」「間質性肺炎急性増悪」「けいれん重積状態」だった。

 保留の5件のうち2件は66歳と93歳男性の死亡一時金と葬祭料の請求で、否認の2件は77歳と63歳の女性の医療手当と医療費の請求だった。

 新型コロナワクチンに関しては今回の審議結果を含む累積の申請受理件数は4689件。うち認定件数は996件、否認件数は84件、現在の保留件数は29件となった。

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