さらに近年などは、更年期障害の標準治療に漢方薬が取り入れられるなど、認知度も高まってきていますし、これから訪れる超高齢社会においても、加齢と共に起こるロコモティブシンドローム(歩行困難などの運動器機能不全)などの不調に対しても、鍼灸やマッサージなどの治療は高齢者の生活の質(QOL)の向上に貢献するものと期待されています。
そして、漢方薬は西洋医学の薬に比べて少ない種類で多臓器疾患に対処できるため、毎日たくさんの種類の薬を服用しがちなそのような高齢者にとっては、服薬の負担を減軽することにもなる。
東洋医学を正しく知って不調改善