血液サラサラ薬を飲んでいるなら、ちょっとした頭の打撲も要注意 すぐにCTで検査をと医師

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 前述の通り、「トーク&デテリオレイト」が起こりうることも考えられるので、なんともなくても脳神経内科や脳神経外科がある病院をすぐに受診し、CTで脳内出血がないかを調べてもらう。

【転倒しないようにする】

 転倒原因として、筋力やバランスの低下に加え、視力・視野障害(段差などを認識しづらい)、足首の関節の硬さ(大きく踏み出せず姿勢の立て直しが困難)、靴の問題(歩きづらく転倒しやすい)もある。

 飲んでいる薬によっては、副作用でめまいやふらつきが現れることもある。

 自宅内での転倒を防ぐには、住環境を整える必要もある。

【お薬手帳を常時携帯する】

 抗血栓薬服用時の出血性合併症に対する有効な治療のひとつとして、中和療法がある。

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