一方、ワクチンの接種から時間が経って発症した帯状疱疹は、ワクチン以外の原因である可能性が高いでしょう。この研究では、ワクチン接種の翌日から30日以内をリスク期間、接種から60~90日を対照期間と定義し、2つの期間で帯状疱疹の発症率が比較されています。
解析の結果、リスク期間における帯状疱疹の発生率は、対照期間と比較して9%低い傾向が示されました。論文著者らは「新型コロナウイルスワクチンによる帯状疱疹の増加は認められず、副反応の懸念に反論できる根拠として役立つ」と結論しています。
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