マグカップに紅茶のティーバッグを入れ、沸騰したお湯を240ミリリットル注いだ後の紅茶の温度は82度でした。最適な温度として好まれた61度に達するまでの時間は、ミルクを30ミリリットル加えた場合で400秒、40ミリリットル加えた場合で370秒でした。なお、紅茶の色合いは40ミリリットルのミルクを入れたほうが良好と評価されました。
ビスケットをダンキングすると、61度に達するまでの時間は速まり、ダイジェスティブビスケットでは240秒と最速で61度に達しました。また、サクサク感の減少もダイジェスティブビスケットで最も少ないことが分かりました。論文著者らは「多忙な医療者でも、10分以内においしい紅茶を飲むことができる」と結論しています。
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