正月休み明けの「疲れ目」解消法…目の周りの筋肉の凝りが原因

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 ただし、こうした努力をしたにもかかわらず、疲れ目の症状が解消しない場合は「眼精疲労」が疑われる。

 注意したいのは、眼精疲労の背後には別の目の病気が隠れているケースがあることだ。

「眼精疲労といっても毛様体筋に過度な疲労が重なる調節性眼精疲労だけでなく、近くのものを見るのに外斜視などで寄り目がうまくできないことによる筋性眼精疲労、左右のメガネ度数差が大きくそれを無理に矯正することで起きる不同視性眼精疲労、白内障や緑内障などの目の疾患のせいで視力が出ないのをピントの力で見にくさをカバーしようとして毛様体筋が疲弊する症候性眼精疲労、神経性のストレスやうつなどによる神経性眼精疲労などがあります。また、使用中のメガネが合わなくなっている可能性もある。そうした場合は、手遅れにならないうちに眼科専門医に目を詳しく調べてもらうことをおすすめします」

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