ポイントは、具体的に努力に関する言葉を張っておく点。たとえば、「成果が出ていて点数が上がっている」「節制の結果、体重が落ちている」などの自分の努力を再確認できるような言葉も掲げておけば、より効果的です。
また、「やっぱりダメかもしれない」など、過度なネガティブさは控えたほうがよさそうです。ミシガン大学のフレドリクソンは、否定的な表現をするごとに、少なくとも3つの肯定的な思考や感情をつくり出さないといけないと話しています。もしあなたが、「なんて自分はできないんだろう」という具合にネガティブな思考を抱いたら、3回ポジティブな考えを持たないと釣り合わない──。それほどネガティブな反応は、自分の中で大きな存在になると牽制しているのです。
そのためにも、目に入るところに自らを奮い立たせるような目標や努力を掲げておくのは素晴らしい対策といえそうです。目標を壁に張り付けてみる。ぜひお試しを。
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