厚労省が救済を認定 コロナワクチン接種後死亡30人とはどんな人たちなのか

大規模ワクチン接種会場を視察する岸田首相(代表撮影)

 死因は突然死5人、くも膜下出血5人、脳出血(脳幹、小脳出血含む)4人、脳梗塞(脳幹梗塞・小脳梗塞など含む)3人、心筋梗塞2人、急性心不全2人、うっ血性心不全1人、急性冠症候群1人、急性循環不全2人、出血性ショック1人、胸腹部大動脈解離1人、喉頭浮腫1人、脳静脈洞血栓症1人など。

 新型コロナワクチンの副反応はアレルギーや心筋炎を心配する声が多いが、死因としては脳の出血、脳や心臓の梗塞など血管に関連する病気が目立つ。また、血小板減少症が関係するとみられる症例もあった。

 関連する基礎疾患及び既往症なしは26歳女性、36歳男性を含めた5人。逆に基礎疾患及び既往症ありの人の平均病名数は約3つで、中には8つ抱えている人もいた。

 基礎疾患及び既往症で目立ったのは高血圧症の17人、糖尿病の7人だった。

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