万が一、誤ってのみ込んでしまっても窒息しないように「空気の通り道」としての役割を持っているのがトローチの穴なのです。普段、なにげなく使っているトローチですが、こういった工夫が施されているということを知るだけでも、次に使うときの印象が変わるかもしれませんね。
でも、いくらトローチに穴が開いているからといって、気管に入れば苦しいことには変わりありません。あくまで穴によって窒息のリスクが少なくなるというだけですので、トローチを使うときには溶けきる前に誤ってのみ込まないように注意しましょう。
高齢者の正しいクスリとの付き合い方