Dr.中川 がんサバイバーの知恵

笑う人と笑わない人は健康力がこれだけ違う 複数の研究も後押し

写真はイメージ(C)iStock

 笑いは、インスリンの働きをサポートして糖尿病を改善する働きがある「アディポネクチン」の発現を上昇させることも分かったといいます。

 がん患者さんもそうでない方も、つらい毎日を嘆くのではなく、つらさを笑い飛ばすことを心掛けてください。やっぱり、笑う門には福来たる、です。

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中川恵一

中川恵一

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

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