ニューヨークの託児所内で、ゴースト・ガンと呼ばれる手製の違法拳銃が発見され、驚きが広がっています。
市内の別の託児所ではつい先日、違法薬物のフェンタニル中毒で幼児が死亡したばかりで、子供たちの安全は大丈夫なのか? と、不安と怒りの声が上がっています。
今回見つかった銃は、企業や政府機関ではなく、個人が3Dプリンターで手作りしたもの。銃器登録されず追跡不可能なこともあり、ゴーストガン(幽霊銃)と呼ばれています。手製とはいえ、市販の銃器と同じように殺傷能力があるため、警察が捜査に乗り出していました。
今回ゴーストガンの製造・所持で逮捕されたのは、託児所の経営者の18歳の息子です。
銃が見つかったのは託児所内の鍵がかかっていない部屋。つまり、いつでも子供たちが手にする可能性があったわけです。アメリカでは銃の暴発による子供の事故死が絶えず、家庭などでの銃の安全な保管は常に課題となっています。
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