中央値で12.3年にわたる追跡調査の結果、認知症リスクの低下と関連していた製品は、牛乳ではなく豆乳でした。豆乳を摂取していた人の認知症リスクは、豆乳や牛乳を摂取していない人と比べて31%、統計学的にも有意に低下し、牛乳(全乳、無脂肪牛乳、その他の牛乳)を摂取していた人と比べても24%低下しました。
論文著者らは「豆乳の摂取量や摂取頻度によって、認知症のリスクがどのように異なるのかを調査したり、この知見が一般化できるかどうかを調べるには、さらなる研究が必要である」と結論しています。
役に立つオモシロ医学論文