手術をする場合、化学放射線療法が終わってから数週間から2カ月ほど体を休ませてから行います。そうすると、縮小したがんの増大を心配される人がいますが、病巣縮小のピークが6~8週間後になるため、その心配はありません。
化学放射線療法では、白血球などの低下、食欲のダウン、下痢などの副作用があります。また、放射線照射を受けた部位は癒着しやすく、手術では熟練した医師が行うことが重要です。
Dr.中川 がんサバイバーの知恵