東洋医学を正しく知って不調改善

「座骨神経痛」に効くツボはあるのか? 代表的なものは3つ

大島貞昭氏(提供写真)

 代表的なつぼとして挙げられるのは、ウエストのラインに両手を置いて親指があたる場所にある「腎兪」や、ベルトを締めるラインに両手を置いて親指があたる「大腸兪」、さらには、ふくらはぎの一番盛り上がっている場所にある「承筋」など。

 かつて実際に座骨神経痛で悩んでいる大学生サッカー部の選手にはり治療を週3回行ったところ、痛み、しびれが消え、練習に戻ることができました。

 誰もが鍼灸が向いているとは言えませんし、絶対に効くとも言えません。

 ですから、まずはお近くの専門の鍼灸師のいる医療機関で試してみてはいかがでしょうか?

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大島貞昭

大島貞昭

日本医学柔整鍼灸専門学校専任教員、日本医学柔整鍼灸専門学校、狭山ケ丘高校サッカー部コーチ兼トレーナー、日本サッカー協会B級ライセンス、日本サッカー協会審判員、R―Conditioning Coach、日本スポーツ障害予防協会インストラクター、NITTスポーツコンディショニングセンタートレーナー、鍼灸師、柔道整復師、日本鍼灸師会、埼玉県鍼灸師会所属。

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