老親・家族 在宅での看取り方

40代男性からの電話「コロナ後遺症で倦怠感がひどく病院へ通えません」

写真はイメージ

「どのくらい?」(私)

「目標は30分!」(本人)

 そして「後遺症外来に通えるようになったので訪問診療は終了でお願いします」とうれしい電話をいただくことになりました。さまざまな病気や事情により在宅医療を選ばれる方がいます。その中でも元気になったから訪問診療をやめるというケースは、私たちにとってやりがいを感じるうれしい瞬間なのです。

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下山祐人

下山祐人

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

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