病気と共に生きていく

なんでこんな肌に生まれついたんだろう…どう生きたいのか見直した

「skin」/(提供写真)

 インターネットで調べている中で、隣の県の岐阜県に私の希望に合う治療を行っているところを見つけ、そちらにお世話になると決めました。2018年秋のことです。

 いったんは症状が軽快したものの、2019年4月から5月くらいにかけて、急激に悪化しました。理由は分かりません。かゆすぎて、かくと皮膚がボロボロと剥がれる。寝ている間は布団で覆われ保湿されているのでいいんですが、朝布団から出ると一気に皮膚が乾燥し、バキバキして痛い。一日一日を耐えしのぐ感じです。

 日常生活を送るのも困難で、到底仕事に行ける状況ではなく、3カ月間休業。「skin」を制作し始めたのは、そういう時です。

 今はアトピー性皮膚炎の症状は落ち着き、肌のカサカサが出てきたら、食事の内容が悪かったなとか、不摂生しすぎたかなとか、体調のバロメーターにしています。

2 / 3 ページ

関連記事