ひどい腰痛も8割治る

若い頃からの腰痛が悪化…痛み止めも効かなくなった

年齢を重ねるうちに再び以前よりも悪化する方もかなりいる

 7年前には脊柱管狭窄症の診断を受け、手術のご経験もあるのですが、それでも完治することはなく、症状が出て我慢できなくなると痛み止めを内服するようになったといいます。しかし、その痛み止めも次第に効かなくなっていき、いよいよなんとかせねば、という症状となったのでした。

 ちなみにこの方は脊柱管狭窄症を発症されていた同時期に子宮全摘出の手術を、さらに12年前と8年前には、不整脈に対するアブレーション治療も受けています。アブレーション治療とは、治療用のカテーテルを太ももの付け根から血管を通じて心臓に挿入し、カテーテル先端から高周波電流を流し、患部を焼いて不整脈を起こさないようにする治療です。

 診断した結果、なんらかの理由により椎間板が膨隆する椎間板膨隆が脊柱の数カ所に見られ、それによる椎間板ヘルニアもあるということで、主病名は脊柱管狭窄症、副病名は椎間板変性症となりました。

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