紅麹サプリと同類の問題がアメリカでも議論されている

小林製薬が製造販売したサプリメント「紅麹コレステヘルプ」(提供写真)

 紅麹を含むサプリメントと健康被害の関連が問題化していますが、サプリが安全かどうかは、アメリカでも常に議論になっています。

 ビタミンなどのお馴染みのサプリはもちろん、ダイエットから記憶力の向上まで、サプリの情報はSNSにあふれています。アメリカ人の75%がこうした製品を摂取しているという数字もあります。2023年にはサプリメーカーの売り上げは400億ドルを突破しました。

 マルチビタミンやミネラルなどの安全なサプリに比べ、ダイエット、性機能の増強、記憶力の向上などの製品の摂取には、注意が必要と専門家は警鐘を鳴らしています。

 成分によっては、他の処方薬と同時に摂取すると危険なものもあるため、医師に相談することをアドバイスしています。

 また十分に規制されていない製品は、表示された成分や含有量が実際と違っていたり、時にはその成分が全く入っていないこともあります。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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