親次第で悪化 小5の20人に1人が夜尿症に悩んでいる

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ

「パソコンやスマートフォンからは強い光が出ている。これによって、夜なのに体がそうと認識せず、昼と同じ状態になっていて、抗利尿ホルモンの分泌が悪くなり、オネショを繰り返すようになるのです。こういった環境型の夜尿症が今後も増えていくと思います」
 服部教授が指導した夜尿症の患者には、夜9時以降はスマホ、パソコン、テレビなどを見ないようにしただけで、安眠できるようになり、夜尿症が改善された人もいる。

 夜尿症の中には、まれとはいえ、20代、30代になっても夜尿症を引きずっている人が…。たかがオネショと軽視したり放置したりせず、悩み続けないで医療機関に相談するべきだ。

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