私の印象では、夏ごろからの流れをみると、Q高校は受けた方がいいと思います。15の春は、多くの人にとって人生で最初の試練の場です。受験は勝負事ですから、勝者もいれば、敗者もいます。でも、どちらにしても受験は人生勉強の場。「負け戦」を経験することも、また勉強です。
人生には負け戦とわかっていても、戦わなければならないことはあります。大人になってどこかの会社に就職して、仕事を割り振られる立場になると、誰がやっても失敗する仕事が自分にまわってくることがあるのです。
「中学の国語の時間に習った『火中の栗を拾う』とはこのことだったのか」と思えるような経験です。誰かがやらなければいけない仕事ですから、結局はイヤイヤやらされる羽目になる。そして、予想通り失敗して、皆から非難される。
「この仕事、俺には無理だって言ったじゃないか」
薬に頼らないこころの健康法Q&A