サラリーマンのパワーup 食で不調を撃退する

体内で生成できないビタミンC 意識的な摂取で“胃がん対策”

ビタミンCが豊富な赤や黄色のピーマン(C)日刊ゲンダイ
イチ押しは赤や黄色のピーマンを使った生スムージー

 先月、俳優・渡辺謙さんの早期胃がん発見のニュースが話題になりました。私も医療のコーディネーターとして、多くの早期胃がんの発見に立ち会ってきた経験があります。

 この仕事を始めた1995年に、胃がんはピロリ菌の感染と関係があることを学びました。血液検査でペプシノーゲン1&2を調べることでピロリ菌に感染しているかどうかがわかるため、常にそのチェックを相談者に勧めています。

 栄養相談でいらした20代の女性は、胃の自覚症状は何もありませんでしたが、血液検査でピロリ抗体が見つかり、胃カメラを勧めたところ、早期の胃がんがわかりました。

 血液は食による栄養状態をチェックするのと同時に、胃の状態も確認できます。忙しくて人間ドックをなかなか受けられないという人も、血液検査なら気軽に受けられるのではないでしょうか。血液からペプシノーゲンを調べる検査は保険適用ではありませんが、かかりつけ医にリクエストすれば受けられると思います。

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佐藤智春

スタイリストとして活躍していた32歳の時、働き過ぎで体調を崩しダウン。「分子整合栄養医学」に出会い、人体と栄養の関係を学び、実践を重ねながら健康を取し、血液栄養診断士の資格を取得。現在はクライアントの血液データから栄養を厳密に把握し、食と医療、ライフスタイルを具体的に提案。著書に「卵を食べれば全部よくなる」「男は食事で出世させなさい」「身長を伸ばす7つの法則」など。