病気に潜む「脳の異常」

「過敏性腸症候群」は脳のストレスが引き起こす

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 ちなみに、セロトニンの原料は必須アミノ酸であるトリプトファンという物質で、不足するとセロトニンの働きが鈍くなる。トリプトファンが多く含まれる大豆、牛乳、アボカド、バナナなどを食べると調子が良くなるというのは、神経伝達がスムーズになり脳の機能を整えるからだ。

 あなたのお腹の不調、原因不明のイライラ、不安感は脳腸相関が影響しているかもしれない。

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