女性は死亡率1位 大腸がんで死なない「5つのポイント」

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 腺腫は、良性だが将来的に大腸がんになる可能性が高いポリープのこと。

 腺腫発見率が高い大腸内視鏡医の方が、そうでない医師より大腸内視鏡の検査技術も高く、その後の指導もしっかりしていると考えられる。

 ADRの公表は義務ではないが、ホームページで紹介している医療機関もあるので受診前にチェックを。

 ポリープが見つかった後の対応も、医師によって違いがある。

「ガイドラインでは5ミリ以上が切除となっていますが、その根拠はありませんでした。米国では5ミリ未満でも腺腫であればすべて切除としており、日本でも追随する医師が出てきています」

 谷口院長も、腺腫なら5ミリ未満でも切除するべき、との考えだ。

 予後がいいがんだからこそ、助かるチャンスをみすみす逃さないようにしたい。

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