もうひとつ注目されるデータは、調査を行った12年間に、高齢者の「教育を受けた年数」が1年増えたことです。教育を長く受けた人の脳の方が認知症に強くなるのか。教育を受けたおかげでより知識が増えて健康な生活を送れるようになったのか。または教育を長く受けられる=生活が豊かであることから、より健康になったのか。どれも、あくまでも仮説です。
減少の理由がはっきりしない限り、このまま発症率が減り続けると予測するのは早いと指摘する医療関係者もいます。
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