受診までの「応急処置」

【虫さされ】チャドクガに直接触れずとも毒針はささる

チャドクガはツバキの木などの葉にみられる(C)日刊ゲンダイ

「かまれていたら根元からピンセットで挟み、ゆっくり抜き取る。ただし、無理にはがそうとするとマダニの顎が皮膚に残ったり、病原体をもっていればかえって広げてしまいます。自分で抜くのが難しければ皮膚科で切開してもらってください」

 かまれて熱が出るなどの異常があれば、必ず病院を受診しよう。むやみに怖がる必要はないが、野山に入るときは帽子の着用、長袖、長ズボン、首にタオルを巻くなど、肌の露出を少なくしよう。

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