主人が社長を務める車両の設計・開発会社の役員を務めている原田さんは、通院の折をみて会社には週に1回ほど顔を出している。
「娘も20歳になって自動車の運転免許をとり、仕事が忙しい主人に代わってときどき病院に送り迎えをしてくれています。鎌倉の病院に行ったときは、東京に住む息子の住居で1泊します。また主人も随分と優しくなったでしょうか」
家族が一丸になって原田さんを支えている。
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