子供の発達障害で知るべき「感覚過敏と栄養不足」への対策

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「ASDの人は糖質を好み野菜やタンパク質が不足しがちで、脳の神経伝達物質の材料となるアミノ酸が足りません。アミノ酸は19種類のうち10種類は食品から摂取しなければなりません。一日に必要なアミノ酸やミネラル、ビタミンが入ったマルチビタミンやマルチミネラルがお薦めです」

 また、発達障害の人は腸内細菌のバランスが悪く、栄養摂取の働きが低下しがちで、神経伝達物質のセロトニンを合成するトリプトファンを腸から脳に送り込みにくい。

「そのため乳酸菌と食物繊維で腸内環境を整えることも重要です」

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