子作り治療 最前線

「タイミング法」を試すなら朝方に愛のあるセックスを

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 他にも、男性ホルモンの分泌は明け方が最も多く、性欲も高まるので、セックスをするのは朝の方がいい。それと、人の受精能力は5~10月の期間に高まり、妊娠の成功率が倍になるという報告もあるという。

 しかし、今は共働きの夫婦が多いので、タイミング法も予定通りにいかない場合も少なくない。

 半年やって妊娠しなければ、医療機関で並行して「人工授精」を受けた方がいいという。

「妊娠のチャンスは5日間あるので、今日はタイミング法、明後日は人工授精というように、ひと月の受精のトライを2回に増やすのです。ただし、人工授精の成功率は5~10%程度で、決して高くはありません」

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