「顔と手で異なる動きをするのは難しいのですが、それによって前頭葉、側頭葉、頭頂葉など認知症に関係の深い場所へ刺激を与えられます」
■光トポグラフィー検査でも実証
それを脳の状態を見る「光トポグラフィー」で脳の活性度を調べたのが、諏訪東京理科大教授の篠原菊紀医師。
顔ヨガをすると、脳の活動の上昇を示す赤色になり、脳活顔ヨガで赤い範囲が広がった。つまり、脳の活動範囲が広がった。特に、記憶や情報を一時保管して組み合わせて作業する前頭前野の活性度が上がった。
では、間々田氏イチ押しの3つの脳活顔ヨガを紹介しよう。
【ぐちゃぱーグーパー体操】
①顔のパーツをすべて中心に思いきり集める。同時に、手はグーにして握る(写真A)。