腎臓を守る

CKDは放っておくと人工透析前に心筋梗塞や脳卒中で死ぬ

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「従来は慢性腎臓病になると、最終的に腎不全となり人工透析になるというのが、一般的な図式でした。ところが近年、CKDの患者さんは初期の腎機能低下の段階から心臓や脳の病気を発症するリスクばかりか、3b~5期は全死亡、脳、心血管疾患による死亡リスクが高くなるのです」

 実際、腎機能低下とタンパク尿を合併している場合、男性で2倍、女性では4倍も心筋梗塞や脳卒中で亡くなるという研究報告もあるのだ。

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