映画「がんになる前に知っておくこと」製作者に聞いた

映画「がんになる前に知っておくこと」(左・上原拓治プロデューサー)/(提供写真)

 映画では、医師と患者の間に入ってくれるがん看護専門看護師、がん相談支援センター、ピアサポーター、NPO法人マギーズ東京などの方々にも出演してもらっています。彼らの存在もまた、自分が人生の中で一番大切にしているもの・ことを重視した治療を選べ、がんと共存していくために、欠かせません。

 がんを知ることで、がんへの恐怖は薄れていく。私は今、自分ががんになっても、ああいう先生方がいるから大丈夫だ、と心から思っています。

■映画「がんになる前に知っておくこと」

 がん治療を専門とする腫瘍内科医、外科医、放射線腫瘍医、がん専門看護師などの医療従事者、がん経験者など15人の対話から、がんとはどういうものかを学んでいく。新宿「K’s cinema」での公開期間中、出演者を迎えての劇場イベントを開催。(2月2日(土)から新宿K’s cinemaほか全国順次公開)

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