あまり食べていないのに…なぜか肥満の「5つの理由」

たくさん食べれば太るもの…だけれど(C)日刊ゲンダイ

 吉川さんは食事量も多いが、逆に食べる量が少なすぎると、少ないエネルギーでも体が動くようになり、基礎代謝が下がるという。

■栄養素の偏り

 40代後半の石井さんの昼食は、立ち食いそば店のたぬきそば大盛りで決まり。そばでカロリーを抑えめにしているのに、お腹がぽっこり出ており、健診で内臓脂肪型肥満と指摘されている。

「栄養素が偏っていれば、それほど食べていなくてもバランスの良い食事を取っている人より太りやすい。さらに、そば、うどん、ラーメン、ご飯の大盛りは糖質の取り過ぎになり、やはり太りやすいのです」

“早い、安い、うまい”が立ち食い店の代名詞となるだけあって、立ち食いそばなどは早食いにつながりやすいが、それも問題だ。

「早食いの人は太りやすい。満腹を感じるホルモンが分泌される前に詰め込んでしまうからです」

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