先日、医師が患者に人工透析をやめる選択肢を示し、中止を選んだ女性が死亡した問題が発覚しました。透析さえすれば長く生きられるいのちなのに、「自己決定権」「本人の意思確認書がある」から責任はないと医療者が納得しているとすれば、それは違うと思います。
「私は、たとえいかなる脅迫があろうと、生命の始まりから人命を最大限に尊重し続ける」
終戦時、世界医師会(現在では112カ国の医師会が加盟)は、ジュネーブ宣言でそう誓ったのです。
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