今年の流行は早い? インフルエンザ対策を専門医に聞いた

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 なお、ゾフルーザの耐性ウイルスができる率は、小児の場合、成人より高い。日本小児科学会は12歳未満の小児には、積極的な投与を推奨しないとしている。

 保険適用外だが、予防薬として投与が認められている薬もある。

 前出のタミフル、吸入薬のリレンザ(一般名ザナミビル水和物)、同じく吸入薬のイナビル(一般名ラニナミビルオクタン酸エステル水和物)だ。

 家族に高齢者や慢性呼吸器疾患、心疾患、糖尿病などの基礎疾患患者がいる場合は、検討するのもありだろう。

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