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「おでん」が恋しい季節到来 人気種の栄養価はどうなの?

おでんを食べて、体と心を温めて…(C)日刊ゲンダイ

 さて、こうした“おでん種”の栄養価はどうか? 疲れ気味の体にジ~ンと染みわたる栄養素を含んだ種は何か。

 まず定番の「大根」は、低カロリーで、水分が多く食べた感もある。だが、熱を加えてしまうと栄養価が低下してしまう。次の「玉子」は、完全栄養食として知られる。タンパク質、ビタミンA、D、E、B12ほか、カルシウムやカリウムなどのミネラル類も含む。熱を加えると、ビタミンAやKなどは活性が若干低下するものの、生とゆでの栄養価は、さほど変わらない。

 そして、こんにゃくは、カロリーゼロ。豊富な食物繊維には整腸作用があり便秘解消に役立つ。肥満予防やメタボ改善にはうってつけ。玉子並みのカルシウムも含まれており、中年以上は何より“玉子とこんにゃく”チョイスが正解か。

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