「大事なのは、新型コロナウイルスがどういうものかを、子どもの年齢に合った言葉で説明することです。4~7歳くらいは自分の視点が中心にあり(自己中心性)、たとえばコロナであれば『自分が悪いことをしたから』と捉えてしまう。自己中心性は正常な発達段階ですが、それからくる誤解が続くと、よりストレスが強くなります」
医療機関や公的機関が、コロナについて子どもも理解しやすい漫画や動画を公開しているので、利用するといい。
■不安がっているからと過度に構うのは逆効果
子どもの一人の時間を確保することも重要。
「子どもと親が離れる時間を一定時間つくることが、自立を促します。在宅勤務中、子どもが赤ちゃん返りでまとわりついてきても『お父さん、お母さんは仕事の時間だから、この時間まで待っててね』など、子どもとの関わりにメリハリをつける。一人で過ごせるスキルを覚えさせていくことも大事な関わりです」