夏マスクで鼻ニキビを作らない方法 皮膚科専門医が伝授

アベノマスクはサイズでも失格(C)日刊ゲンダイ

 ちなみにアベノマスクは商品の検品にも漏れがあったが、安倍晋三首相のあごがハミ出ているように、ニキビ対策ではサイズでも不合格のようだ。

「肌当たりの柔らかい素材、通気性の良い素材を選びましょう。紙のマスクならマスクと肌の間に柔らかいガーゼをはさめば、摩擦軽減につながるかと思います。もし可能ならば、化学繊維のマスクは避け、洗えるシルクの布マスクもいいかもしれません」

 マスクの手持ちに余裕があるなら、1日数回取り換えると、マスク内の清潔状態が保てるという。

 夏マスクは、特に満員電車の中などで着用し続けると、蒸れることは避けられない。ニキビに直結する蒸れ防止には、「時々、人のいない場所では、タイミングを見てマスクを外すことも必要です」

 角田医師は東京医科歯科大学医学部卒業後、皮膚科医を目指して順天堂大皮膚科学教室に入局。ここで13年ほど過ごした後、民間の美容皮膚科でも研鑽を積み、2009年に開院した。

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