エイズという病気そのものは、治療薬の開発によって治る(発症が抑えられる)ようになりました。それに伴って、以前よりエイズに関する報道が減り、恐怖心も薄まっているかもしれません。
しかし、エイズに対する社会的偏見はいまだに根強く残っているように感じます。こうした社会的偏見は、昨今の新型コロナウイルスでも見られた感染者への差別的行動を生むように思いますし、時に治療の妨げにもなります。感染症の予防に加え、病気に対する正しい理解と対応も欠かしてはならないと強く感じます。
今こそ知っておきたい抗ウイルス薬