解析の結果、新型コロナウイルス流行前と比較して、診断から5年目までにおける乳がん死亡者が7・9~9・6%、大腸がん死亡者が15・3~16・6%、肺がん死亡者が4・8~5・3%、食道がん死亡者が5・8~6・0%、それぞれ増加すると見積もられました。これら4種のがんについて、5年間の追加死亡者数は、3291~3621人に上ることが予想されています。
日本でも、新型コロナウイルスの感染拡大により、不要不急の外出を自粛するよう呼びかけられました。このような自粛ムードが広がる中、小児科を中心に医療機関の受診を控える人が増加したようです。小児に対するワクチン接種や必要な検診などの予防医療が適切に実施されるよう、十分な配慮が必要かと思います。
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