急性前立腺炎や慢性細菌性前立腺炎の場合には、抗菌薬を使えば症状の改善が見込めます。しかし問題なのは、原因が分からないことが多い慢性非細菌性前立腺炎です。デスクワークやドライバーなど、長時間座りっぱなしの姿勢を取り続ける人に多く、疲労、ストレス、冷え、飲酒などが要因になるといわれますが、よく分かっていません。
前立腺炎は男性の8割が一度はかかるとされ、その9割が慢性非細菌性前立腺炎といわれます。特効薬がないので、さまざまな薬剤を試したり、生活習慣の改善などを行っていくので治療は長期化することが多いです。無症状性炎症性前立腺炎は、検査で炎症は見られますが無症状なので治療の必要はありません。
専門医が教える パンツの中の秘密