65歳以上では肺炎球菌ワクチン(23の型に対応)の定期接種も行われている。
今年から13の型に対応したワクチンが年齢制限なく任意で受けられるようになっている。50~60歳代で基礎疾患をもつリスクの高い人は、受けておくといいという。
インフルエンザは流行時期に合わせ、毎年、第36週(8月末~9月初旬)から翌年の第35週までの1年間がインフルエンザシーズンとされている。そのため「2020~2021年」シーズンは2020年8月31日から2021年9月5日までとなる。
ちなみに2020年第37週(9月7~13日)のインフルエンザ発生状況は「4」。昨年同期が「5738」だから大幅に減少している。
そのせいか、いまのところインフルエンザワクチン接種について目立った混乱は起きていないが、厚生労働省は11日に各自治体に対し、インフルエンザワクチン接種に関する事務連絡を行い、接種が始まる10月初めは65歳以上を優先し、そのほかの人は「10月26日まで接種をお待ちください」と、呼びかけている。