医者も知らない医学の新常識

生物学的製剤が有効との研究報告 糖尿病が治る時代が来る?

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 今年のニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンという一流の医学誌に、それについての研究結果が報告されました。サイトカインを抑える薬を1年間使用したところ、1型糖尿病の患者さんのインスリン分泌が改善し、必要なインスリンの量が少なくなったのです。

 これはまだ短期間の結果ですが、こうした治療が進歩すれば、糖尿病が治る時代が来るかも知れません。

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石原藤樹

石原藤樹

信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。

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